マツイ GIN 白兎-HAKUTO-
個人評価 | ★★★★☆ |
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入手し易さ | ★★☆☆☆ |
初心者向け度 | ★★★☆☆ |
価格帯 | ¥1,496 (mlあたり¥2.14) |
ボタニカル |
梨・ジュニパーベリー・コリアンダー・オレンジピール・柚子ピール・和山椒・玉露・サクラ・ブラックペッパー |
Floral | ★☆☆☆☆ |
Fruity | ★★★☆☆ |
Spicy | ★★★★☆ |
Herb | ★☆☆☆☆ |
Bitter | ★★★★★ |
Sweet | ★★★★☆ |
(ヘッダー画像出典:松井酒造公式サイト)
ビックカメラの酒販コーナーで見つけて手にとった一本。
倉吉蒸溜所って、あまり聞き覚えのない名前だなあと思い、運営元の松井酒造さんのホームページを見てみました。創業は明治43年で鳥取県倉吉市に2つ持つ、比較的歴史のある酒蔵みたいですね。不勉強で申し訳ない。。。
取り扱い製品を見ていると、基本的にはウイスキーをメインに作っているメーカーのようです。
クラフトジンって、高くても5000円くらいまでなのですが、その中での価格帯の差は結構激しい。この白兎は、だいたい1500円くらいですが、これはかなり安めの部類に入ります。
一体何を基準に値段を決めているのか、あまり良く分からないのですが、ドキドキしながら試してみました。
木の香り広がる辛口ジン
国産地場メーカーのジンって、焼酎メーカーが作ってることが多いんですよね。焼酎ベースにするのは良いのですが、焼酎臭さを隠しきれない商品が多いのは大変残念。
こちらのジンはウイスキーメーカーが作っているとのことだけど、どうかなーと思って口に含んでみました。うん、焼酎くささは全く無いですね。
じゃあ何の香りがするのか。
一応、地元鳥取県特産の梨がメインということになっています。でも何度飲んでも梨の感じはあんまりしないんですよねえ笑 一番最後の余韻の部分に、若干するかなあ?といったくらい。
まず真っ先に主張してくるのが、針葉樹の香り。多分これはジュニパーベリーですね。初めてのジンだし、ジンの象徴でもあるジュニパーベリーの分量増やしすぎちゃったのかな笑
あとはピール系のビターな感じですね。どことなくふわっと甘さも感じますが、フローラルやハーブな要素は全く無いかも。
一言でいうと、辛口ですね。ただし、ただドライなだけじゃなくて、甘さが補完してくるので、ちょっと楽しいかも。
確かに、何十種類ものボタニカルを使ったジンと比べると、面白みは乏しいジンかもしれない。でもこの価格帯でガツンとくるジンを楽しみたい人にはとても良い商品かもしれません。
是非一度お試しあれ。
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