桜尾
個人評価 | ★★★★☆ |
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入手し易さ | ★★★☆☆ |
初心者向け度 | ★★★★★ |
価格帯 | ¥2083 (mlあたり¥3.0) |
ボタニカル | ジュニパーベリー、レモン、夏みかん、 柚子、橙(だいだい)、ヒノキ、茶、赤しそ、生姜 |
Floral | ★★★★☆ |
Fruity | ★★★☆☆ |
Spicy | ★★☆☆☆ |
Herb | ★★☆☆☆ |
Bitter | ★★★☆☆ |
Sweet | ★★★☆☆ |
今日は「桜尾」について紹介します。
桜尾は、2018年に発売された比較的新しいジンですが、専門店を中心に広く取り扱われており、かなり注目度の高いジンです。
製造元の中国酒造は1918年広島県廿日市市創業の中々歴史のあるメーカーです。清酒、焼酎、みりんと、様々な商品を製造していますが、割りと手の届きやすい価格帯の商品が多い気がします。
一本4000円代を超えるプレミアム価格帯の多い国産ジンの中で、700mlが2000円と、中級価格帯で手に入り、クセも少ないため初心者にまずオススメしたい一本です。
ラインナップとしては、
- 桜尾GIN ORIGINAL
- 桜尾GIN LIMITED
- 桜尾GIN HAMAGOU
の3種類があります。
一番手に入りやすいオリジナルは7種類のボタニカルを、リミテッドでは17種類のボタニカルを使用しています。またハマゴウには、宮島に自生する「ハマゴウ」という植物も加えて12種類のボタニカルを使用しています。
リミテッドは6,000円くらいする高級価格帯ですが、ハマゴウは3,000円くらいで入手できますので、飲み比べてみるのも良いかもですね♪
ここでは「桜尾GIN ORIGINAL」について紹介します。なおハマゴウについては下記をご参照ください。
口の中に広がる瀬戸内海の香りの幸せ
レモンや夏みかんの香りを中心に、フルーティな優しい甘さとフローラルな香りがたつ初心者向けのジンです。変なクセはなく飲みやすい。それでいて、しっかり「桜尾らしさ」も届いてくる。そんなジンです。
クラフトジンを飲む人って、もともとお酒やジンが好きな人と、そうじゃないひとに分かれると思うんですよね。桜尾は、両方のひとに飲んでみて欲しいジンです。
桜尾は、すごくコンセプトが明確なジンです。
「そもそもジンって何??」みたいな人も居ると思うんですよね。ジェニパーベリーを中心としたボタニカルで風味づけされたお酒で・・・なんて言われてもよくわかんないですよね(笑)。
桜尾は、ジンという酒の基本コンセプトに忠実ながら「瀬戸内海の香りを再現したい!」という想いを柑橘の風味で明確に主張してくるんだけど、それは決してジンという枠をはみ出すものではなく「ジンもどき」ではない。
ですので普段ジンを飲み慣れないひとが「あ、ジンって美味しい」と思ってもらうのにも良いですし、普段色んなお酒を飲み慣れているひとでも「おっ、これはイケるな」と思えるジンだと思います。
お値段も、大量生産される低価格帯ジンとさほど大きくかわるものでもなく、トライしやすいのも良いですね笑
ぜひ一度、騙されたと思ってトライしてみて欲しい商品です。
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