クラフトジンは、いまや多くの国内の酒造メーカーで作られるようになりました。値段もお手軽で手の届きやすいものも多いので、ぜひとも飲み比べてグッと来る一本を見つけて欲しいなあと思います。とはいえ「ハズレ」は引きたくありませんよね。
パッケージの説明だけ読んでいても、どこがどう違うのか、どれが良さそうなのか分からない人も多いでしょうから、過去に飲んできたクラフトジンの中から「これは」と思ったものをご紹介していきたいと思います。
桜尾
国産クラフトジンで、まずトライしてみて欲しいのがこの「桜尾」です。
がんがんコマーシャルを流しているサントリーのSUIや、もはや国産クラフトジンの代名詞的存在の季の美などと比べると、ネームバリューは全くありません。でも初めてジンを飲む初心者の人にこそ飲んで欲しいんですよね。
なぜかというと
- 一本2,000円程度と手に取りやすい値段帯
- 「クセ」が弱くて飲みやすい
- きちんとボタニカルの香りが生かされている
などなどのポイントがあげられます。とにかく色んな意味で「初心者向け」なジンなんです。まさにスタートラインにふさわしい一本なので、ぜひ試してみてください。
愛知クラフトジン キヨス
個人的に地味に推しているのがこの「愛知クラフトジンキヨス」です。
ジンって、入っているボタニカルで全然味の特徴が変わって来ちゃいます。なかには使っているボタニカルの種類の多さを全面に押し出しているジンもありますが、「キヨス」は10種類とさして多い方ではありません。
ただ数が多いと、それぞれの特徴を消し合って、なんだかボンヤリした香りになることも多いんですよね。「キヨス」の場合、「みかん」「抹茶」「生姜」と、かなり特徴的なテイストのあるボタニカルが上手に調和してているのが素晴らしい。
「ボタニカルでジンってこんなに違うんだ」
を実感してもらうには良いジンだと思いますよ。
クラフトジン歌川
最後にドマイナーだけど、ぜひトライしてもらいたい「クラフトジン歌川」をご紹介します。(あまりにマイナーすぎて画像用意できませんでした笑)
ジンって、ボタニカル次第で結構いろいろな風味が出せることから、広く消費者に選んでもらうことを狙って作られたスタンダードなものだけでなく、特定の層に刺さることを目的に作られたテーマ性の強いものもあるんですよね。
例えば、オリエンタルな香りを全面に打ち出してきたオピーアや東南アジアテイストを意識したタンカレーマラッカなんかが有名どころでしょうか。
この歌川は、特にそうした「テーマ」を掲げているわけではないのですが、とにかくラベンダーの香りが凄い。それでいて、薬草臭かったりはせず、むしろラムネ味?くらいの感じでかなり気軽に飲める仕上がりになっています。
またパッケージもかなり可愛いので、女の子を家に連れてくるときにも良いかもしれません笑
国産クラフトジンのまとめ
国産クラフトジンは、もう毎月のように新商品が発売されています。そのすべてがフォロー出来ているわけではありませんが、新商品を試してみたら備忘録代わりにブログに書いていこうと思いますので、良ければぜひチェックしてみてください!
コメント