北水鐘
個人評価 | ★★★★☆ |
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入手し易さ | ★★☆☆☆ |
初心者向け度 | ★★★☆☆ |
価格帯 | ¥4,400 (mlあたり¥6.29) |
ボタニカル | 産赤シソ、アップルミント、昆布、男爵イモ、シーベリー、米、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、リコリスルート、アンジェリカルート、オレンジピール |
Floral | ★★★★☆ |
Fruity | ★★★★★ |
Spicy | ★★★☆☆ |
Herb | ★★★☆☆ |
Bitter | ★★★★☆ |
Sweet | ★★★★☆ |
『北水鐘』はどんなジン?
しばらく外国産のジンが続いたので、久々に国産ジンに挑戦したくなり、物色していたところ、まだ見たことのないジンが有りましたので、ふと手に取ってみました。
最近のジンはボトルのデザインも中々洒落てますよね。個人的には、ずんぐりむっくりとした筒型のボトルより、四角い感じのボトルのほうが好みです笑。また色も、ジンの良さって透ける透明感だと思うので、色付きでないほうが良いですね。
もちろん、大事なのは中身です!
ただボトルを見ると北海道のロゴがついていますね。このジンは、北海道は旭川の合同酒精という会社が作っています。オエノングループという名前で、東証一部上場、売上高は700億円を超える結構大きな会社になります。
歴史も古く、創業者は電気ブランの神谷バーで有名な神谷伝兵衛が、1924年に北海道旭川で焼酎製造会社4社をまとめて作ったことが起源とされています。
この北水鐘で使われている材料も、
- 赤シソ・・・白糠(しらぬか)町産
- アップルミント・・・妹背牛(もせうし)町産
- 昆布・・・礼文(れぶん)島産
- 男爵イモ・・・美瑛(びえい)町産
- シーベリー・・・むかわ町産
- 米・・・北海道産吟風(ぎんぷう)
と、道内の農産物が沢山つかわれています。
『北水鐘』の評価とレビュー
正直、4000円台はジンとしては安い金額ではありません。
ボタニカルだけ見ると「赤しそ」「昆布」と、中々癖の強い内容となっています。また焼酎メーカーのジンということで、スピリッツもかなり癖が強めになるんじゃないかなと不安を感じながら買いました。
個人的には、買って正解でした!
ベースとしては、しっかりコクのある濃い口のジンですね。そこにアップルミントやシーベリーの香りがきちんと乗っかってくる。そして赤しそ・昆布も、主張しすぎない範囲でしっかり調和してくる。
ちゃんとクラフトジンらしい「挑戦」を感じつつ、同時に大手メーカーの「安定感」も合わさり、安心して楽しめる良いジンです。
『北水鐘』の飲み方と買い方
良いお値段もするジンですし、割って飲むより、まずはキンキンに冷やしてストレートで飲んでほしいですねー。
ただ味もしっかり濃いジンなので、トニックじゃなくソーダ割りでも十分美味しいかも。
その時々の気分にあわせて楽しめるジンですが、生産数はかなり少ないみたいなので、見つけた時には、騙されてみたと思ってぜひ!
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