タンカレー マラッカ
個人評価 | ★★★☆☆ |
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入手し易さ | ★★☆☆☆ |
初心者向け度 | ★★★☆☆ |
価格帯 | ¥3,756 (mlあたり¥3.75) |
ボタニカル | アンジェリカ、シナモン、コリアンダー、ジュニパーベリー、リコリス、ナツメグ |
Floral | ★★☆☆☆ |
Fruity | ★★★★☆ |
Spicy | ★★☆☆☆ |
Herb | ★★☆☆☆ |
Bitter | ★★☆☆☆ |
Sweet | ★★★★☆ |
いつもよく行く酒屋さんに、ちょっと変わったものがあったのでトライしてみました。
タンカレーは、比較的ポピュラーなジンですが、なんと1830年創業の非常に歴史のある蒸溜所です。タンカレーマラッカは、その創業当初の味を再現したプレミアムモデルになります。
いまより蒸留技術が発達していなかった時代、人は粗悪な味をごまかすために砂糖が加えられていました。そのため今よりもずっと甘かった。これがいわゆるオールド・トム・ジンですね。
その後、雑味がなく甘くないロンドン・ドライ・ジンに時代の流れはシフトしていきますが、このあまーいジンもなかなか悪くないもんです。
このタンカレーマラッカは、当時のレシピを再現したとのことですが、さてさてお味の方はどうでしょうか。
ほんのり甘口で歴史の香り
オールド・トム・ジンは、前にヘイマンズのものをレビューしましたので、そちらと飲み比べるつもりで味わってみました。
タンカレー・マラッカですが、そんな甘くは無いですね笑
オリジナルのタンカレーと比べると、ほんのり甘めは強めで、ジュニパーベリーの香りは弱めかもしれませんが、言われてみないとそこまで感じないレベルですね。
「今日は甘いジンを飲むぞ!」という気持ちで飲むと、拍子抜け・・・というかガッカリすると思います笑
どちらかというと、ボタニカルの香りが抑えめなほうが特徴かもしれませんね。ジン臭くなく、さっぱりと楽しめるので、食中酒として楽しむのにも良いかも。
お値段はそこまで高くないので、試してみるのは悪くないけど、そこまで積極的にオススメする感じではないかなあ。カクテルのベースにするには、その主張のなさをどう使うかが腕の見せどころかもしれませんね。
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ポチップ
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